顎関節症専門医のつぶやき(グリデン日記)

歯科医院(通称グリデン)からの顎関節症についての情報です。

これで顎関節症がわかる!7

(1)顎が痛い 顎関節症で最も多いのは顎の痛みです。痛む場所は耳の前の顎関節であったり、その周りの頬やこめかみなどが痛むことがあります。 顎関節症の痛みの特徴は口を開け閉めするなど顎を動かした時の痛みです。顎を動かさなくても痛むこともありま…

これで顎関節症がわかる!6

2.症状と経過 1)顎関節症の症状とは? 日本顎関節学会では、顎関節症の疾患概念を「顎関節症は,顎関節や咀嚼筋の疼痛,関節(雑)音,開口障害あるいは顎運動異常を主要症候とする障害の包括的診断名である。その病態は咀嚼筋痛障害,顎関節痛障害,顎…

これで顎関節症がわかる!5

3)あなたの症状は本当に顎関節症? 顎が痛い、口が開かない、顎が鳴るなどの症状は顎関節症の可能性が高いのですが、顎関節症と同じような症状を示す別に病気はたくさんあります。 線維筋痛症という病気を聞いたことがあるでしょうか?線維筋痛症は体の広…

これで顎関節症がわかる!4

2)心身症 心身症と言う言葉を聞いたことがある人は多いと思います。ただ心身症は「心の病である」と思っている人や精神病と混同されている人もいるかと思いますが、心身症は特定の病気を言うのではなくて、心が大きく関与する病気の群につけられた名称であ…

これで顎関節症がわかる!3

1)筋骨格性疾患 体を支える骨格系(骨とそれをつなぐ靭帯、関節、軟骨など)と骨格の運動を引き起こす筋(筋と腱など)をまとめて筋骨格系と呼びます。筋骨格はそれぞれが連携して働いており、どのひとつが悪くても顎がうまく動きません。また筋、関節など…

これで顎関節症がわかる!2

1.顎関節症の正体 顎関節症の正体。 このように書くとすごく怖いものが出てくる気がしませんか? 顎関節症は本当に正体不明で、過去には、いろんな原因が犯人とされ、それに伴い様々な治療が行われてきました。しかしある人には効いても、ある人には効かな…

これで顎関節症がわかる!

顎関節症の患者さんからの問い合わせが多く、顎関節症の患者さんが多いことに改めて驚いております。顎関節症は、本当に大変なことになってしまっている患者さんもおりますが、大抵は日常生活に気をつけたり、顎の運動をしたりすることで良くなるケースが多…

「歯ぎしり」について

デンタルダイヤモンドという歯科雑誌の、昨年12月号の読者からの質問に答えるQ&Aコーナーの回答を雑誌社から頼まれて書きました。今回は「歯ぎしり用マウスピースの試用期間」という質問ですが、歯ぎしりを改善する方法についても書きましたので、歯ぎし…

ナイトガード(睡眠時使用するマウスピース)の洗浄・保管方法

デンタルダイヤモンドという歯科雑誌に、読者からの質問に答えるQ&Aのコーナーがあります。 昨年9月に「ナイトガード(睡眠時使用するマウスピース)の洗浄・保管方法」についての質問への回答を頼まれて書きました。歯科医の読者向けですが、顎関節症や…

あけましておめでとうございます!

新年あけましておめでとうございます。 本年の診療は、明日5日より通常通り行います。 昨年12月に日本顎関節学会理事会において、基本的な顎関節症の知識と治療法を一般の開業医の先生方に知っていただくために、学会主催のセミナーを日本各地で行うよう…

日本顎関節学会学術運営委員会

本日は、神奈川歯科大学で、日本顎関節学会運営委員会が行われました。私(島田)は昨年より開業医の代表としてこの委員会に入ってます。 来年の第28回日本顎関節学会は、愛知学院大学歯学部口腔外科・栗田賢一教授を大会長として2015年7月,4,5日に名古屋…

長生きは「唾液」で決まる!

2014年7月に「長生きは唾液で決まる!」という本が講談社新書から出版されました。 著者は植田耕一郎先生。日本大学歯学部摂食機能療法学講座の教授です。摂食療法機能療法?聞きなれない言葉と思います。今日本は世界的にまれにみる高齢化社会と言われてい…

日本顎関節学会「顎関節症専門医関連認定施設」に認定されました。

グリーンデンタルクリニックは日本顎関節学会「顎関節症専門医関連認定施設」に認定されました。 現在、日本顎関節学会が認定する「顎関節症専門医」は265名ほどであり、まだまだ少ないのが現状です。 専門医になるためには、以下の条件が必要です。 1) …

歯みがきしているのに虫歯になるのはナゼ?

今日は、「歯みがきしているのに虫歯になるのはナゼ?」を紹介します。 この本は以前紹介した「あの人のお口がにおったのはナゼ?世界一やさしい歯周病の本」の続編です。厚生労働省の調べによると95%の人が「毎日歯を磨いている」、しかもその半数以上が「…

第29回日本歯科心身医学会

第29回日本歯科心身医学会が、7月26,27日に私が特任講師をしている神奈川歯科大学顎咬合機能回復補綴学講座の玉置勝司教授が大会長のもとで開催されました。 「心技一体の歯科医療を目指して」という心を診る目と、体を診る目の両方を上手く診れないと本当…

顎関節症運動療法ハンドブック出版しました!

第27回日本顎関節学会にあわせて、運動療法ハンドブックを出版しました。 現在世界の顎関節症治療の3本柱は、認知行動療法的治療、薬物療法、そして運動療法です。 しかし、日本の歯科教育には、認知行動慮法的治療も運動療法も入っていません。特に運動療…

第27回日本顎関節学会終了

第27回日本顎関節学会は参加者700人を超える盛況の中で終わりました。 私が参加したシンポジウムも大勢の立ち見が出るくらい盛況でした。

第27回日本顎関節学会2日目

本日は顎関節学会2日目ですが、学会自体は本日からです。 私はポスター発表を行うので朝ポスターを貼ります。 その一方で、ポスターの審査員ですので、自分のセクション以外の所のポスターの審査を行うという大事な役目があります。 昼には、開業医で作って…

日本顎関節学会役員会

今日から第27回日本顎関節学会が始まります。 といっても今日は役員会だけですが。 朝から理事会、代議員会、また理事会、指導者講習会と朝から夜まで続きます。 役員の改選が2年に1回ですので、今回は役員選挙がありました。 私は、前回は理事長選出理…

第27回日本顎関節学会シンポジウム

第27回日本顎関節顎関節学会シンポジウムで講演します。 2014.7.19/20に福岡で行われる第27回日本顎関節学会学術大会にシンポジストとして呼ばれています。 顎関節症は、筋骨格系に問題があることが多いため運動療法が効果的です。ただ歯科医は、運動療法…

歯周病の基本的知識 1

歯周病は感染症です。 ・歯周病のメカニズム 歯周病の発症は歯周病原菌の感染によって起こります。 口腔内には300〜400種類の細菌が存在していますが、その中でとくに歯周病原菌となる特異な細菌は、アクチノバチルス・アクチノマイセムコミタンス(A.A菌)…

自分の歯を守るために 4 (患者さんの役割)

・自分の健康は自分で守りましょう。 あなただけの「予防プログラム」が作られても、実行しなければ、その効果はまったくあがりません。 う蝕や歯周病は、身体の抵抗力とのバランスに関連しているため、パーソナル・プラークコントロールをおこたると、細菌…

自分の歯を守るために 3 (歯科医院の役割)

・あなただけのプログラムを作ります。 う蝕や歯周病を発症する前の潜伏期間、またはごく初期の病気のうちに発見し、治療と予防すれば、自分の歯を生涯、健康に保つ可能性が高くなります。 そこでわたしたちは、科学的できめ細かな診断をしたうえで必要であ…

自分の歯を守るために 2 (口腔疾患について)

・う蝕と歯周病が二大疾患です。 う蝕(カリエス)は虫歯のことで、幼少期や学童期にかかりやすく、成人がう蝕にかかる場合は、歯肉が退縮しセメント質が露出した部分に多く起こります。歯周病とは、歯周組織の病気で、歯を支える組織を破壊してしまい、歯を…

自分の歯を守るために 1 (歯は一生の財産です)

8020運動と言うのをご存じでしょうか? 80歳で20本以上あれば、何でも食べられ楽しい生活が送れると言われ、歯科医師会を中心に80歳になっても20本以上自分の歯を保ちましょうとする運動の事です。 80歳で20本以上自分の歯があれば、何でも食べられ、楽しい…

あの人のお口がにおったのはナゼ? 世界一やさしい歯周病の本

著者の西真紀子先生は、神戸大学教育学部卒業、大阪大学歯学部卒業後、スウェーデン・マルメ大学カリオロジー講座留学、酒田市の日吉歯科勤務後、現在はアイルランド・コーク大学で博士課程に在籍中である。その傍らでNPO法人「最先端のむし歯・歯周病予防を…

むし歯ってみがけばとまるんだヨ 「削って詰めるなんてもったいない!」

むし歯は、ミュータンス菌による感染症ですが、感染力は弱く、菌を持っていってもむし歯になるとは限りません。むし歯ができるには、歯とミュータンス菌と糖分と時間の4つが必要です。食事をすれば、何らかの糖が、一日に何度も口の中に入りますがそれだけ…

学会終了

学会が終わりました。 ハンズオンセミナーは、受講できない先生が多数出るほど大盛況でした!

ハンズオンセミナー

本日は、顎関節学会最終日です。 会員の先生方に理学療法のやり方をお教えしてきます。

日本顎関節学会に出席のため島田は休診です。

申し訳ありませんが、7月19,20,21日と日本顎関節学会理事会、学術大会に出席のため島田は休診いたします。 これまでの日本における顎関節症の診断については、日本独自の所が多々あったのですが、欧米の基準と近づけるとの事で学会の委員会でずいぶんと議論…