8020運動と言うのをご存じでしょうか?
80歳で20本以上あれば、何でも食べられ楽しい生活が送れると言われ、歯科医師会を中心に80歳になっても20本以上自分の歯を保ちましょうとする運動の事です。
80歳で20本以上自分の歯があれば、何でも食べられ、楽しい食生活が送れます.
ところが、平成23年の歯科疾患実態調査によると、32本の歯のうち、60歳で約6本、80歳で約16本も失ってしまいます。
では、80歳で20本歯を残すにはどうしたらいいでしょうか?
歯が痛くなったら歯科医院へ行く、歯は悪くなったら治療すればいいと言う考え方が、結局、自分の歯を失うことになってしまいます。残念ながら、治療したとしても、いったん悪くなってしまった歯は寿命が短くなるのが現実です。現在では、歯と歯周組織の病気の原因と予防法がわかってきました。科学的に検査、診断し、総合的な判断にもとづいた「あなただけの治療・予防プログラム」にそって、実践すれば、生涯を通して自分の歯を守ることは可能です
今からでも遅くありません。「病気を予防すること」を第一に考えて実行すれば自分の歯で一生咬めることも不可能ではありません。
わたしたちと協力して、ご自分の歯を失わないよう頑張りましょう。
グリーンデンタルクリニック 島田淳