顎関節症専門医のつぶやき(グリデン日記)

歯科医院(通称グリデン)からの顎関節症についての情報です。

歯みがきしているのに虫歯になるのはナゼ?


今日は、「歯みがきしているのに虫歯になるのはナゼ?」を紹介します。
この本は以前紹介した「あの人のお口がにおったのはナゼ?世界一やさしい歯周病の本」の続編です。厚生労働省の調べによると95%の人が「毎日歯を磨いている」、しかもその半数以上が「毎日2回磨いている」そうです。一方で日本人の5歳児の50%がむし歯、20〜80際の80%以上がむし歯で、80歳を超えると歯がない人もたくさんいます。一所懸命磨いているのになぜでしょう?
この疑問を、小学6年生のソウタ君が一生懸命探していくと言う物語です。
 むし歯を作るには3つの材料が必要です。1.お口の中にいるむし歯菌、2.むし歯菌のエサ(砂糖、果糖、でんぷん)、3.歯やツバです。むし歯菌の数、食生活やツバの質により、人によってむし歯になるリスクが異なります。本書ではソウタ君が勉強したことをわかりやすく解説してくれています。歯ブラシだけで歯が守れないことが分かると思います。是非、お読みください!

歯みがきしてるのにむし歯になるのはナゼ?

歯みがきしてるのにむし歯になるのはナゼ?